肉離れの改善
治りにくい筋肉の痛みありませんか?
- 筋肉痛かと思っていたけど痛みが残る…
- 外科で治療を受けているけど治りにくい…
- 少しでも早く痛みを取りたい…
- 同じ部分を繰り返し痛めてしまう…
肉離れの痛みもクセになることがあります。
筋肉の損傷なので早期処置としては外科の領域ですが、痛みが出てくる背景と再発を防止するために東洋医学が大きな手助けになります。
肉離れが起きてしまう原因は?
まず筋肉痛が起きるメカニズムとして、日常生活で使っていない筋肉を山登り、スキーやスノーボード、力仕事などで使った時や、トレーニングなどで負荷をかけた際に筋肉が微細に損傷することがあります。
これは身近な話でよく経験をなさったことがあるかと思います。
この損傷を筋肉の機能的に度を越してしまうことが肉離れです。一言で肉離れと言っても損傷度によって軽度〜中度〜重度という分類がなされます。
大雑把なイメージですが、
- ソーセージの表面を覆っている膜をプツプツとフォークで刺して穴が空いたような状態が筋肉痛。
- 膜が切れて中のお肉まで傷がついた状態を軽度。
- お肉が軽く切れている状態を中度。
- 深く切れている状態が重度。ソーセージが切れた状態は筋断裂。
筋肉が動くことで痛みを伴うとする状態では固定処置が必要となるケースが考えられるので外科的な治療が必要となるのですね。
東洋医学的な肉離れの考え方とは
激しい運動などで強く負荷がかかった場合では事故のような外傷の考えが当てはまりますが、日常生活内、もしくはいつもの運動負荷で肉離れが招かれた際には生命力の低下(精氣の虚)が疑われます。
- 身体の疲労や精神のストレスによって心身が消耗し冷えが生まれる。
- 血流が滞り回復しにくい状態となる。
- 緊張や硬さが起こり肉離れを招く。
筋肉が硬くなるという他にも、身体が動かしにくくなるということも重要です。
筋肉は関節の曲げ伸ばしをスムーズに行うためにあらゆる方向に付着していますね。
例えば膝を伸ばすために大腿の前面につく筋肉と拮抗して、膝を曲げるために大腿の後面につく筋肉。このような働きが全身に連動して備わっています。
例えば膝を曲げたいときに上手く働かずに伸ばす方が作用していたとしたらどうでしょう。心身の疲弊によって神経伝達によるこの連動性が損なわれた時にも筋肉にダメージを与えてしまいますね。
これらが東洋医学でいうところ気血の巡りという考え方につながります。
当院の鍼灸治療が効果的な理由
肉離れが起きてしまっている状態、つまり生命力(精氣)が虚している状態を解消するため自律神経バランスの緊張状態をリセットする根本的な治療を全身調整治療として行います。
これはお腹や背中という身体の中心をめがけた心地良い皮膚刺激が、神経信号として脳に送られて回復状態を作るような意味合いを持ちます。
すると全身の組織が緩み、肉離れを起こしている部分の緊張が解消し血流が促されることで回復が早まること。そして同じ部分の繰り返す損傷を回避することが期待できます。
根本から改善の手助けとなる鍼灸治療を上手に用いてみてください。