夏バテの改善

冷房や冷たい飲食物、暑さ対策による心身の疲れが表れていませんか?

夏バテ

  • 寝ても疲れがぬけている感じがしない…
  • 常に身体にダルさを感じる…
  • 以前と比べて食欲がない…
  • 頭痛やめまいなどの不調が現れた…
  • 手足の冷えを感じるようになった…

これらの原因は夏の暑さに対応するための冷房環境などが身体に及ぼす負担として現れる自律神経バランスの乱れが関与している可能性があります。

人間の身体は体温を一定に保とうとする働きがあります。ある種の生物では環境に合わせて体温を変動させて生活することも可能ですが、人間では体温調節を身体が自動で行ってくれています。ご自身の意識で「体温を上げるぞ!」とどんなに頑張っても難しいところがありますよね。そこで調節してくれているのが自律神経です。高温環境下では発汗したり呼吸を速めたりすることで体温を下げようとしてくれています。つまり無意識で自動的に調節をしてくれているのです。なんとも有難い限りですよね。

しかし調節機能が働くためにはエネルギーを使われています。車が動くためにガソリンや電気が使われているように身体を動かすためにもエネルギー代謝が行われているのです。高温環境下と冷房環境下を行き来する時に頻繁におこなわれている体温調節が心身を消耗させる一つの原因でもあります。

しかし現代社会のこの異常な暑さの中で冷房を使用しないということは生命の危機を招きかねません。「冷房がいけない。」ということではありませんので、そこは誤解されないようにしてくださいね。

この考えから疲れている時に熱中症になりやすいというのも当てはまり、身体に元気が溢れると体温調節が上手に働くので熱中症予防にも自然とつながります。

冷えは万病の元

東洋医学では冷えが『万病の元』とよく言われますが、耳にしたことはありませんか?

これは「万病一元、病は血流低下から生じる。」の考えと同じく血流の悪さから病につながるという考えです。人間の身体は血液によって細胞へと栄養が運ばれているので正しくと言っても過言ではありません。

身体はとても働き者で、身体が冷やされて血流が悪くなったところは頑張って温めようとする働きが現れます。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでもエネルギーが使われているのです。要するに身体が外側から内側からと冷やされることで、身体は知らずのうちに疲れていきます。

食欲が低下してしまうのも、消化に関わるエネルギーを減らして身体の回復や解毒に集中したいという反応という説もあります。

船橋市で「どこに相談していいか悩んでしまう症状」であれば、根本から回復を目指す【じんゆうどう鍼灸院】の治療

さてここで人間の身体を動かすエネルギーとは…コレはざっくり【元気】とも言われますねが、回復力や生命エネルギーとも言い換えられます。ストレスや疲労によっても消耗していくことは納得できませんか?

長引く暑さ、不安を覚えるニュース、この暑さの中でマスクをしなければいけないストレス。心身の消耗は大きいのではないでしょうか。

「きっと夏バテかも…」と一言で夏バテと言っても、現れてくる不快な症状は身体からのサインです。なぜその症状が現れてしまうのかを考えると生命力の弱り(精気の虚)という考えが背景にあるというのが東洋医学的な考え方でもあります。

当院の治療は原因がわからず不調に陥ってしまった場合などにとても有効です。なぜなら痛みなどの症状が現れてしまっている原因を東洋医学的な診方で治療を進めていくこと。それはすなわち身体が回復するようにスイッチを入れてあげるように働きかける治療だからです。

心身に元気をたくさん補ってあげることで、ご自身の回復する力が自然と発揮されてきます。いわゆる自然治癒力ですね。疲労回復の生活習慣や、暑さや冷えの対策を行いつつ効果が存分に発揮されるように優しい鍼灸治療で心身をリセットしてみてください。薬で症状をガマンすることが少なくなるよう仁雄堂鍼灸院へご相談くださいね。

当院では引き続きウィルス感染症対策への意識を高めつつ、診療を続けていきます。