【穀雨】自粛してはいけないこと

folder鍼灸師の休日

船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。

暦は【穀雨:こくう】にはいりました。生物や穀物に実りの雨をもたらす時期ですね。今まで認知されているウィルスは高温多湿の環境下では活動が減少することが立証されているので、今回の新型ウィルス(COVID-19)も同じように活動が低下してくれると嬉しいのですが…私達にとって恵みの雨となることを望みます。

外出自粛でも推奨されること

新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令され、外出自粛要請が広まっており在宅勤務や自宅待機、休校となり生活環境に変化がみられると思いますが、みなさま体調におかわりはないでしょうか。

今回の題名に書かせていただいた『自粛してはいけないこと』それは体調管理です。

外出自粛と言っても「外に出るな!」という軟禁状態を推奨されているわけではありません。本来、人間は陽の光を浴びて生活をするように心身が作られています。陽の光を浴びることで合成されるビタミンもあり、体内時計がリセットされ睡眠の質も向上しホルモンバランスも整えられます。

昨日はとても心地良い天気で、私は娘とランニングし充実した休診日をいただきました。

娘とラン

密集状態を避けて、公衆施設を使わないことでウィルスの被曝量を減少することが考えられます。それらを考慮して陽の光を浴びながら身体を心地良く動かすということは、免疫力を上昇させるとても有効な方法ですよ。身体を移動することが少なくなっている最近ではとくに、全身の筋肉を使う頻度が少なくなりますからね。

当院の患者さん方も、テレワークが始まってから体調不良が現れている方が多いです。一見、移動頻度が少なくなると身体がラクというイメージですが、実は適度に動いている方が全身に血液が巡るので負担は少ないのです。

鍼灸治療も上手に用いると、全身の気血が巡り身体の内側から温まって気持ちもリラックスできます。

緊急事態宣言が発令されて2週間が経ちますが、まだこれから負担があらわになってくることが考えられます。

ご自身の体調管理には自粛することなく、免疫機能をいかんなく発揮して、充分に気をつけながら心地良く日常を過ごしましょうね。

穀雨の青空