母子の為にも風疹を予防しましょう!

- update更新日 : 2019年10月29日
folder治療院にて

船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。

先日、市から風疹抗体検査・予防接種の案内が届きました。このクーポン券で無料で受診できるとのことです。

(もうちょっと早く欲しかった~…)

風疹抗体検査・予防接種クーポン券

当院では不妊治療、産前産後のマイナートラブルでの鍼灸治療を施術しておりますので風疹感染の危険性はかねてより意識を強くおいており、去年の冬にワクチンを摂取しました。受けたことがあるかの記憶が曖昧で、まずは抗体検査を勧められましたが、検査から結果が出るまで何週間か時間がかかってしまうことから、一刻も早く接種したい気持ちがあり抗体云々いきなり「打ってください!」とお願いしました。当時は流行の兆しもあり、やはり現場にワクチンが足らず麻疹風疹がセットになっている混合ワクチンをお願いしました。値段も倍くらいかかります…

しかし、これで患者さんに万が一感染するなんていう心配もなくなったので、一年遅れで今回のクーポン券が届きましたが、今考えると値段なんてほんの微々たるものです。

今回のクーポン券が届いた方々へ、これを使わない手はありませんよ。ほんの少しのアクションで救われる母子の一生もあります。

特に男性の方では危険認識があまり実感できないこともあるかもしれませんが、「自分は以前、受けたことがあるような…大丈夫。」と曖昧な記憶で過ごさずに一度抗体検査を受けられてはいかがでしょうか。

(国立感染症研究所感染症疫学センター抜粋)

風疹に伴う最大の問題は、感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が感染したことにより、風疹ウイルス感染が胎児におよび、先天異常を含む様々な症状を呈する先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome:CRS)が出現することにある。妊娠中の感染時期により重症度、症状の種類が様々である。先天異常として発生するものとしては、先天性心疾患(動脈管開存症が多い)、難聴、白内障、色素性網膜症などが挙げられる。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella/392-encyclopedia/430-rubella-intro.html