春分:呼吸を深く、息を長く吐きましょう
じんゆうどう鍼灸院の石井です。
まだまだ冬の装備が手放せませんが暦は春となりました。
学校や仕事など生活環境の変化が大きい時期ですね。
ストレスが溜まったり緊張が抜けていなかったりと無意識の領域で呼吸がしにくくなっていることが多くあります。
呼吸は唯一自分の力で自律神経に介入できる方法とも言われており、「ため息は幸せが逃げる」なんて言われますが心身をリラックスさせる良い方法でもあります。
とくに息を吐くことは副交感神経優位となりやすく『身体を回復しやすい状態』へと導いてくれます。
ただ呼吸をするだけでなく呼吸をする筋肉も緩めるようなエクササイズを併用するとより効果的だというエビデンスも耳にしました。
静かに身体を大きく動かしながら呼吸を深く行う運動。
ヨガ、ピラティス、太極拳などが有名ですね。
私は日常的に氣功を取り入れておりますが、よくイメージがわかない方はラジオ体操が始めやすいかもしれませんね。
昔から身近にありますが実は理にかなってとてもよくできた良い体操なんですよ。
鍼灸の治療を受けていただくと身体が緩んで呼吸がしやすくなることを実感できます。
東洋医学では呼吸は気血を巡らせる重要な役割がありますからね。
息がしやすい、視界が明るい、身体を動かしやすい。
そんなラクな状態を思い出してみてください。