【夏至】はじめての気功講座
船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。
暦は【夏至:げし】に入りました。一年で最も日照時間が長くなる時期でもあります。梅雨空が続き「梅雨寒」という言葉があるとうり肌寒さを感じる日もありますが、これからがいよいよ暑さの本番でもありますね。
大きな気温の変化で体温調整を行うだけでも無意識に身体のエネルギーを消耗することになります。衣服やエアコンなどで上手に体温調整をして身体の負担を減らしてあげましょうね。
気功をはじめます。
東洋医学の考えを用いて治療をするときに、必ず現れる言葉【氣】です。氣とはなんぞや?とかスピリチャル的な追求はこのブログではとりあえず、目には見えないエネルギー作用、生命力、元気ということで一旦とどめておいてください。
さて、当院で行っている治療では氣の働きに意識を用いて治療を行うことから、創始者より「気功を行うとよい。」とご教授頂いていたのですが、教科書や口頭で試してみては、「なるほど、なんだか良い感じがする。」という手応えで、たまにほそぼそと自身でおこなっているくらいでした。
そこで先日のセミナーで信用のおける鍼灸師先生から「有名な気功の先生の講座を受けられるからどう?」と誘っていただき早速申し込み、先日の休診日に参加させていただいたのです。
講師は知る人ぞ知る世界をまたぐ【伝説の気功師】中 健次郎先生でした。世界中を旅して海外で実績のある気功の先生方のお話や、日本がどれだけセルフケアの意識が低いこと、そして驚くことに患者さん方にご説明させていただいている私の学んできた氣の概念をそのまま話されていたので、またたく間に気功の魅力、先生のお人柄に惹かれました。
初めての気功に戸惑いながら、先生の見様見真似を体現していると手足が熱い!身体の動きが悪いところをよく感じました。質問をしてみたら予想どうり「巡りの悪いところ」だそうで、古傷や昔からのクセの影響だそうです。そこを重点に動きの改善をしていくと驚くほど身体が心地よく動かせるようになりました。
重要だと感じたのは『呼吸、動作、意識』創始者の先生が言うとおり、これらは鍼灸治療中にもとても大事になることなのでした。やって実感しなければわからない領域なのですね。気功を通じて自分の身体が活性化することで治療効果が上がるということも身を持って納得しました。
これから継続して気功を学び、高い鍼灸治療の効果を提供したいこと。気功の良さを皆様にお伝えできればと思い精進していきたいと思います。