クリスマスプレゼント
船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。
患者さんから「先生、クリスマスプレゼント!」と素敵な詰め合わせをいただきました。
渡すプレゼントばかりを考えていて、まさか自分がもらえると思っていなかったので正直かなり動揺してしまいました。
心がときめく素敵な包み紙です。
今回プレゼントをくださったWさま、御来院当初は強烈な腰の痛みと足のしびれで、一人では歩く事もできずに介助が必要なほどの様相でした。
整形外科では脊柱管狭窄症との診断でブロック注射や投薬、湿布薬では全く症状の減弱がみられずに夜も眠れない痛みに悩まされていたようですが、鍼灸治療後は絡まった紐が解けるように、症状の減弱が診られていました。何日か経つと同じ症状が現れてしまい、セカンドオピニオンでの整形外科の受診時には手術を勧められていたそうです。
鍼灸治療後に無症状で歩けて帰れていること、歩行距離が日に日に伸びていること、症状が現れている場所が動いていたり感じかたが弱まっていたりすることから、手術をしなくても治っていくことに希望が持てることをお話すると、前向きに治療とリハビリや生活習慣の改善を取り入れていただき、加療を重ねていくうちにみるみる症状の寛解が得られていきましたね。
ちょうど同時期に芸能人の方も頚椎ヘルニアでの治療を継続中にうつ病を発症してしまったというニュースが流れていましたが、拭いようのない痛みに直面してしまうと夜も眠れずに心身を病んでしまうことにつながってしまいます。薬で痛みをごまかしたり、症状を紛らわせたりしてしまうと【治る→元気になる】ということから遠のいてしまうこともあるのです。
私は来院当初の姿しか知らなかったのですが、Wさまは患う前はスゴいアクティブな方で、痛みのせいでやりたい事ができなかった時期は本当に歯がゆかったことでしょうね。しかし、今回の症状も何もなくて発症することはなく、日常の様々な事が原因で心身の消耗が引き金となって現れてしまった可能性が強いことをお話すると、頷けるところがあると納得してくださってましたね。
今となっては全く症状がなくなってエネルギッシュに動かれていらっしゃるので、患っていた時期を知らない方はWさまが歩けなかったなんて嘘のように思えてしまうのでしょうね。
今後は同じ痛みが発症することがないように。全力で好きなことを楽しめますように。前に前に気持ちよく進めますように。息抜きとお手入れの意味で鍼灸を上手に使ってくださいね。
心がときめくプレゼントありがとうございました。