先祖供養の休診をいただきました。

- update更新日 : 2019年08月20日
folder鍼灸師の休日

先日、お盆時期に休診をいただき先祖供養に行ってまいりました。

私の両親は千葉なので自分の足で墓参りを、ということで単身自転車で蘇我を回って大宮まで酷暑の中、修行のような気持ちで70kmほど走ってお墓を洗って無事に帰れました。

じつは先祖供養をするようになったのは、ここ数年前からであります。それまでは「気持ちだけあれば墓参りをしなくてもご先祖様も許してくれるだろう…」などと思っていたのでしたが、とある出来事をきっかけに真面目に向き合うようになったのです。

その出来事というのは「ハンコ」です。

まったく墓参りとは結びつかないとお思いでしょうが、知人の紹介で「山本印店」の山本桃仙(とうせん)先生というハンコ職人さんを知ることができました。

http://www.yamamotointen.com

↑山本印店のホームページです。

私は本当に運がよく、先生にハンコを作っていただく事ができる事になったのですが、お会いした時にズバリ「あなた先祖供養してますか?」と問われ、「ここに来て私と会ったのはご先祖様がお墓を見に来てほしい合図でしたね。」と不思議なことを言われたのです。

たしかに、父方の実家にはお線香をあげていたのですが、母方のお墓にはしばらく行っておらず、先生とお会いした後さっそくお墓参りに行ったところ、かなり荒廃していた様子だったのです。

じつは当時、原因不明の膝の痛みや身体の不調があり、先生曰く「あなたはこのまま生活の生活を続けていくと仕事ができなくなってしまうよ。一年に一度だけでも御先祖を大切に。」と、使っているハンコを見ると見透かされてしまうという噂どうりの不思議な先生でした。そしてこの後からサッパリと痛みがなくなっていったのです。

いろいろなことが重なって起きていた状態だったのだと思いますが、以来自分と向き合いルーツを再認識する大事な行事としてお墓参りをするようにしております。

ちなみに当鍼灸院のロゴマークは桃仙先生に作っていただいた「仁」の文字です。大事に使わせていただいております。

治療院のロゴマーク

待合室に桃仙先生の書籍がございますのでご興味がおありの方はどうぞお読みください。

妻の実家は福島県にあり、心ばかりですがお土産をご用意してありますのでどうぞお召し上がりくださいね。

福島からのお土産

残暑厳しい日が続きます。夏の冷えによる消耗で自律神経バランスが乱れやすくなりますが、鍼灸治療で心身の元気を補うという選択もあります。体調を整えて無理をせず酷暑を心地良く乗り切っていきましょう。