【疲れの質】2026.4月ニュースレター

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「しっかり寝たのに疲れが取れない…」そんな感覚、ありませんか?

 実は疲労には大きく分けて2種類あります。

① 筋肉の疲れ:体を動かしたことで起こる、いわゆる「肉体的な疲れ」です。コリや張り、だるさとして感じやすいのが特徴です。

② 神経の疲れ:ストレスや気遣い、情報過多などによる「神経の疲れ」です。身体が動かしにくという運動神経の疲れ、感覚が鈍いという感覚神経の疲れ、自律神経の疲れは寝てもスッキリしない、やる気が出ない、眠りが浅いなどの形で現れます。

マッサージや整体、電気刺激は筋肉の疲れに対してとても有効でリラクゼーション効果もあります。しかし神経の疲れが残っていると回復しにくい状態のまま同じ症状が現れやすい状態が続き、たとえば「その場はラクだけど翌日には元に戻る」こういったケースは神経系の疲労が関係していることが多いようです。

 当院が行うような鍼灸治療が得意としていること、大きな特徴は筋肉疲労とともに神経バランスを整えることにあります。神経伝達が促通することで動かしやすい身体が戻り【回復しやすい状態になる】【眠りの質が上がる】【疲れが抜けやすくなる】といった変化が起こります。

「回復できる体」をつくるという考え方、疲れを取る=その場で楽にする、だけではなく『回復できる状態に戻すこと』がとても大切です。・最近ずっと疲れが抜けない・休んでもスッキリしないそんな方は、筋肉だけでなく『神経の疲れ』『気の疲れ』にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

東洋医学では目に見えないものを【氣】と表現し『気疲れ』という言葉も耳にしたことありますよね。

 ストレッチやマッサージ、入浴など筋肉疲労を癒してみてもなかなか改善しない時は神経系の疲れの可能性もあります。そんな時は鍼灸治療でリセットをしてラクな状態に気づいてみてくださいね。

つぶやき

昔はお寺でお灸を用いられていたこともあり「お灸は業を焼く」と耳にしたことがあります。僧侶が担うことがあったからか医療(薬や鍼灸)と仏教が身近で、熱さに耐える火で焼く=悪いものを取り除くという意味づけもあったそうです。

現代医学では感覚神経伝達などお灸の効能が科学的に解明されている部分がありますが、痛めた場所や働きの悪い場所に熱が入る感覚に意識を置いている時は回復に集中できるので、日頃のストレスや考え事から解放されている時間には変わりありませんね。考えてみると現代社会の日常生活ではそのような回復に専念できる時間は貴重だと思います。当院では修行のようなお灸の使い方はしませんが治療中には身体の状態に意識を向けて冷えや硬さから解放されていく効果を感じてみてくださいね。