【身近な薬物のはなし】2026.3月ニュースレター

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 『身近な薬物のはなし』(松本俊彦著)という本を読みました。

タイトルは少し強めですが内容はとてもやさしく、私たちの日常を見つめ直す一冊だと思います。

薬物と聞くと危険で特別なもののようですが、実はとても身近な存在としてコーヒーのカフェインやアルコール、タバコ、そして頭痛薬や睡眠薬、胃薬などの市販薬もその一つです。

 仕事や家事をこなし、自分のことは後回し。ようやく一息つける夜に「とりあえず一杯」

頭が痛くても「今日はこれで乗り切ろう」と回復薬を飲むという悪循環…

きっと多くの方がこんな経験をしたことがあるのではないかと思います。

この本では、依存とは“意志の弱さ”ではなく「つらさをやわらげるための工夫」であることが多く『薬の良い、悪い』はなく『薬の使い方が重要』と書かれていました。

眠れない、疲れが抜けない、肩や首がいつも重い。イライラしたり、気持ちが落ち込んだり。それは性格の問題ではなく、自律神経バランスが乱れているサインなのかもしれません。

薬は決して悪者ではありません。用法容量を見つめなおしてみると必要なときには大切な助けとなってくれるはずです。しかし薬物は分解吸収をするために身体のエネルギーを消耗しているのも事実。

常用することで耐性がついて効きが感じにくくなっていることもあります。

もし「ないと不安」「ないと動けない」状態が続いているなら、それはお身体からのサインであり、お身体そのものが休みを求めている可能性もあります。

鍼灸治療は症状を抑え込むのではなく、体が本来持っている回復力を発揮する治療です。

がんばり続けることが当たり前になっていませんか?ご自身からの声にも耳を向けてみてください。

薬に頼りきる前の選択肢として、体を整える時間を持つことはとても大切だと思います。

つぶやき

 習慣化していた毎朝のコーヒーを見つめ直してカフェインレスの豆を用いることにしてます。3週間ほど集中的にカフェイン断ちをしました。すると久しぶりにコーヒーを飲んだ時のカフェインによる興奮作用を強く感じたのです。一度しっかり抜くことでどのくらいの量でどういう効果が起きるのか適量を知ることができました。これはアルコールに関しても同じことで身体に入る薬物は少なければ少ないほど負担が少ないはずと思い、自分にとっての適量を見直す良いキッカケとなりました。身体の負担とならないように薬とは上手な付き合い方をしていきたいです。