【大寒】冷え性対策にもビタミンC

folder治療院にて

船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。

暦は二十四節気【大寒】に入りましたね。一年の中で最も寒さを感じる日と言われているだけあって、冷たい風が身にしみる凍える一日です

大寒

ゆずこんにゃく

また登山お土産をいただいちゃいました。ゆずこんにゃく刺身こんにゃくとして、備え付けの酢味噌でいただきましたが、ほんのり柚子の風味と、純粋なこんにゃくとも違ったくず餅のようなプルプルとした食感でとても美味しくあっという間に食べてしまいました。

いつもありがとうございます。

ビタミンCで冷え性改善!?

さて、今時期の旬の食べ物としても柚子があげられます。

しかし「柑橘系だから身体を冷やしてしまったりしませんか?」と患者さん方にもよく聞かれます。疲労回復や抗酸化作用としてビタミンCは推奨されていますが、ここで量というのが問題となってきます。そもそも血管内に直接ビタミン注射をするのと違って経口摂取する場合は血中に染み出すまで時間がかかるので高濃度である必要があります。人の体質や腸内環境がそれぞれ違うように、ビタミンCの吸収には個人差があることは過去の研究結果でも立証されています。ビタミンCは水溶性なので余分摂取したものは排泄してくれているのですが、どのくらいの量が適量なのか?

前述したとおり個人差があるので、正確に量ることが難しいのですが身体がいちばん正直であり、過去に蜜柑の食べすぎでお腹が緩くなってきたことはありませんか?やはり漢方の作用では熱をとり冷えを作るという考えがあるので、取りすぎた場合はお腹が冷えて緩くなってしまうことがあります。なので過ぎる前の量がちょうどいい、ということです。

冷える作用でお腹がゆるくならないように、ヨーグルト、味噌などの酵素を意識して摂取し、お腹を温めて善玉菌を活性化させることも体質が変わるキッカケにもなります。

美容目的でビタミン注射が注目を浴びていますが、身体が元気になることでお肌の状態も改善され良い状態が保たれていくということですね。

大変おおざっぱな説となってしまいますが、ビタミンCを適量摂取することで疲労回復作用が大きく得られるとしたらどうでしょうか。ホルモンバランスが安定し筋肉の硬さが和らぎ、血流が改善していくことで疲労の悪循環から開放されて身体が動かしやすく深部体温も上昇、四肢冷え性の改善につながりやすい状態が作られていきます。

「柚子が黄色くなると医者が青くなる。」という言葉があります。

柚子とお湯

タバコ、飲酒、ストレスなどで消耗した身体には修復にビタミンCがより必要となります。

推奨される量のビタミンCを食事で摂取し続けることは大変なことだと思います。実際に私が摂取できているかというと難しいですね。そこで良質なサプリメントの出番です。現在、日本で一番売れているサプリメントはビタミンCとのことですが、出回っているビタミンCは全て同じではなく、中には手を伸ばしたくない商品もありました。毎日摂取するものだからこそ不純物の少なく、効果的な安心できる品を選ぶ事が大事ですよ。

大寒が過ぎるといよいよ立春。一歩ずつ春が近づいてきますよ。