【白露】雨だから痛い!わけではないですね。

船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。

暦は【白露】となりました。朝露を例える言葉ですが残暑きびしい日が続きますね。

朝露

先日、台風15号が千葉を通過していき、久しぶりの勢力を保ったままの直撃でした。千葉県の至るところに被害の爪痕を残し、今でも復旧がままならない地域もあり心が痛みます。改めて何事もない日常生活の有り難みと自然の驚異を思い知らされました。

台風は強烈な低気圧で爆弾低気圧とも言われます。

気圧の変化が起きるタイミングで不調を感じる時はありませんか?

よくこのブログでも書かせていただく内容ですが、実は気圧の変化で体調は繊細に調整されています。雨天時に痛みやダルさ、不調を感じることをよく耳にしますが、これは体調が悪くなるのではなく「体の本調子を感じやすくなる。」という捉え方ができます。逆の視点から考えると、晴天時は体が【活動状態:興奮状態】となるので痛みや不調を感じにくくなるということとなります。晴れた日には「さぁ、掃除をするか!」や「どこかに出かけようか。」など活動的になることは多くなりませんか?雨の日などは気分が乗らずに「家でゴロゴロしてようか…」という具合になりやすいかと思いますがいかがでしょうか。

よく考えると、動物も同じではないでしょうか。普段良く見かける鳥や猫などは雨の中に見ることは少なくないですか?おそらく本能的に察しているのではないかという見解がありますが、雨天時には生体が回復作用に働くと考えられています。

ではなぜ痛みやだるさを引き起こすのか?

ダルいな~

身体を修復するのは血液ですね。損傷箇所を治そうとして血液が渋滞するのではないか、という考察が有力だと私も考えます。痛みや不調が現れている場所に血液が集まり渋滞を起こすのです。

すると内圧が上がるので疼きを感じやすくなり、動かしにくくダルさを感じたりもするはずです。

本来、痛覚という信号は身体が「ここが不調だからあまり使わずに休んでくださいね。」という身体からのサインでもあります。このサインに耳を傾けて身体を休ませてあげたりメンテナンスを上手にしてあげると、高気圧(晴天時)によく動ける体調へと回復できている、というメカニズムが生体反応として起きていることが考えられます。なので雨だから体調が悪くなる!というわけではないのです。

鍼灸治療はホメオスタシス(生体の恒常性)という自律神経バランスを整え回復作用を発揮させることが得意な治療法でもありますよ。

気圧の変化に伴って身体の中で浄化作用が働いています。日常の負担をリセットするために体からの声に耳を傾けて優しく応えて上手に回復してあげましょうね。