【ちょう大事】2025.4月ニュースレター

腸は食べ物を消化し吸収される大切な内臓で、便秘や下痢などのお通じに直結するため善玉菌や悪玉菌という食べ物を意識されている方も多いと思います。
ご存知の方も多いとうり最近の研究では腸はただの消化器官だけではなく免疫細胞の半分以上を担っていることも明らかにされています。
腸内環境が良い状態ですと花粉症などのアレルギー反応が安定する他にも皮膚バリアが保たれて肌艶がキレイになりますね。
当院の東洋医学的な治療ではお腹を中心に考えて身体を診ていきます。植物に例えると根っこの部分。治療中にお腹がゴロゴロと動き出すことが多いですが、これは動いていなかった腸が動き出している良いサインで体内の解毒作用が働きだす良い兆候です。
『腸脳相関』という言葉がありますが腸の環境が脳に与える影響が大きいことがわかっており、近年では脳の病気とされる【うつ病】や【アルツハイマー病】も腸の関係が大きいと示唆されているくらい腸と脳の関係は密接にあると考えられています。
胎児から大きくなる過程で脳よりも先に内臓が作られていくということも驚きですね。昔から「腹が立つ」「腹の虫がおさまらない」など機嫌にまつわることわざに腹が関わることが多いのも先人たちの知恵の中で興味深い話でもあります。
【腸内環境を安定させる代表的な方法】
①お腹を中から温める:善玉菌は体温よりも高い温度で活性化すると言われています。
②食事をぬく:内臓も筋肉で作られています。活動を休ませてあげることも効果的です。
③発酵食品を摂る:遺伝子的に日本食由来の食べ物は相性が良い可能性が高いです。
④血液を巡らせる:足の筋肉を使うと血液がお腹に送られます。水分を摂って身体を動かしましょう。
腸は超大事です!
つぶやき
最近腸活の記録を始めてみました。左のマークはスマホのマイクをお腹に当てて腸音をAIで解析してくれるアプリです。日々のお通じや継続している腸活を記録できて便利です。
やはり暴飲暴食をした日や寝不足などで腸の動きが悪くなるのがわかりますね。無料で使えるのが信じられない優れもののアプリなのではないかと思います。
よかったら是非一度お試しください。
【腸note-腸の音から始める腸活アプリ】