【小満:しょうまん】コロナ疲れによる膝痛、腰痛
船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。
暦は【小満:しょうまん】に入りました。なかなか身近には聞かない言葉ですが、一日ごとに気温が上昇して万物の成長が著しく生命力が満ち始めるという意味があるそうです。
確かに晴れ間の日には熱いくらいの日差しで、活動しやすい陽気に感じられます。
しかし外出自粛要請もあり、やりたいことができない日が続くことも現状ではありますよね。せめて身近な場所で心地良く陽を浴びながら生命力が現れてくる自然を感じることで、ストレスを忘れてみるのも休息になるのだと思います。
コロナ疲れ
発令された緊急事態宣言と度重なるウィルス騒動のニュース、経済問題や対人関係など、一言で「コロナ疲れ」といっても様々な疲れがあると思います。
最近、私の身の回りで多いのが、まず膝痛や腰痛、肩こり頭痛です。テレワークなど在宅でおこなう仕事やご家族が自宅にいることで生活リズムに変化が起きると思います。そこで周囲から運動を推奨されると思いますが、何気に少量づつでも毎日運動を重ねていると疲労があります。「外出自粛前はもっと動いていたし…」「毎日ちょっとづつしか運動してないはずだけど痛い…」という声が多いのですが、ところが最近はじめた運動は以前と体の動かし方が違いませんか?そして運動習慣が身近になったことで、運動量が増えていませんか?
しっかり休んでいるつもりでも、回復力が働かず疲労がピークに…なんていう方もいらっしゃいます。身体に現れる症状は体からのサインです。もちろん運動は血流を促進して、細胞組織を活性化、ストレス発散に繋がります。しかし良い体調が発揮されてこその回復です。痛みや不調をおして無理に運動をすることはありませんので、不調の際はしっかりと休みましょうね。
鍼灸治療は自律神経バランスを整えて、身体を休息に働かせる治療でもあります。原因のつかめない不調などにもオススメでありますよ。