【雨水】ぬか漬けを始めました。
船橋市のじんゆうどう鍼灸院です。
暦は【雨水:うすい】に入りました。一雨ごとに暖かくなると言われている時期ですね。徐々に日が長くなっているのがわかり、寒さが少し和らいだように感じます。
先日の立春から春分までの間に風速8m以上の強い南風が吹いた時を『春一番』と呼ぶそうです。なので実際に春二番、春三番というのは実在することで、次第に本格的な春へと向かうそうです。
ぬか漬けを始めました。
唐突ですが、ぬか漬けを始めました。きっかけは乳酸菌です。
糠床にグルタミン酸ナトリウム(MSG)を添加すると,乳酸菌がγ-アミノ酪酸(GABA)に変換させる.GABA の
機能性研究は古く,若齢マウスの脳の成長を促し 10),ヒトの経口摂取により血圧上昇抑制作用 11,12),抗ストレス
作用 13),記憶力改善 14)など多岐にわたる働きがある。(日本海水学会誌引用)ともあるように、乳酸菌は腸内環境を整えて心身を整えてくれる働きがあります。
普段から乳酸菌を摂取しているとよく眠れると、これについて研究が行われた結果、乳酸菌を取る人は眠る前に深部体温が下がって体表面の体温が上昇し眠りについていることがわかったそうです。
しかし定番であるヨーグルトを食べるとお腹が緩くなってしまうので、極力乳製品から離れてみようとしてたどり着いたのがぬか漬けでした。
思ったよりも手軽で簡単
いつもは格好から始める私ですが、毎日かき混ぜなければいけないだろうし…成功するかどうかもわからないので、アドバイスを頂いたりネットで情報を集めたりしていると、どうやら毎日かき混ぜるものでもなく意外に簡単とのことで、簡易的なものから始められるということで、
スーパーで売っている商品で好きな野菜を入れるだけの便利なジッパー付き袋のぬか床。失敗したとしても痛手が少ない¥500しないお手頃価格です。
冷蔵庫に入れれば3日か1週間ほどでかき混ぜれば良いとのことです。野菜室に眠って朽ちようとしている野菜くんたちを漬けたら美味しいぬか漬けに大変身してくれます。
長芋なども美味しく漬かりますよ。
免疫バランスが整う。
最近毎日のようにコロナウィルスのニュースを見聞きし、町中や交通機関でもいよいよ人手が少なくなっているように思えます。大規模なスポーツイベントも中止になったりもしていますよね。
さらに温かくなってくることは嬉しいですが、スギ花粉の飛散も始まってきています。
これらの予防に大きく関わってくるのが、ご自身が備え持つ免疫機能ですよね。実は腸管の働きなどが大きく関与してきます。お腹がキレイで働きが良いほうが免疫バランスが安定します。
鍼灸治療で体調を整えると、スーっと花粉症状が消えていく方もいらっしゃり、心身の消耗が免疫に作用するので日常の疲労をリセットしておくことは大変重要となります。そこで日常生活内の食生活でも免疫を安定することができるとすると、それはとても大きな予防習慣ですよね。
日本古来から続く健康食のぬか漬け。漬ける楽しみと食べる喜びを味わえて日々の幸せを身近に感じています。とてもオススメですよ。