よくある質問

Q1.どのくらい通院が必要ですか?

A1.主訴(一番お悩みの症状)は一度で治ってしまうこともみられます。

しかし体調が安定して回復力が発揮されるまでは個人差があり、ご年齢やお身体の状態によって経過観察の期間(どのくらいで体調が落ち着くか)のご説明を初診の際に必ずさせていただいております。お悩みの症状の原因や背景は、仕事や日常生活の影響、今まで患った病気やケガ、事故によって現れている可能性もあります。

根本的に体調を改善するために今まで受けたダメージを癒す期間が必要になるわけです。薬などで症状を紛らわせたりはせずに、患ってから日が浅いほうが鍼灸での回復が早いことには間違いありませんね。

Q2.はり、きゅう治療は痛くありませんか?

A2.はい、痛くありませんので施術中に心地良くて眠る方が多いですよ。

わかりやすい考え方として『ガマンをする治療ではありません。』体調によって稀に痛みがでるツボを感じるかもしれませんが、『ガマンをする』ことで身体が弱るという考えの診方を用いて治療を進めていきますので、痛みや不快感を感じた場合はガマンせずにお声がけくださいね。

ガマンをして冷え固まった状態よりも、心地良くリラックスして温まってユルんでいる状態のほうが、心身とも何倍も回復をしやすいんですよ。

Q3.どんな服装で行けばいいですか? 

A3.お貸ししているお着替えもございますが、背中とお腹が大きく開く、膝までゆるく裾が上がるような格好であればお着替えは不要だと思います。もちろん御自身でお着替えをお持ちいただく事も可能で、個室のお部屋でユックリご準備をすることができます。

治療室に専用のお荷物置きがございます。上着やお荷物などお取り違えの心配もありませんのでご安心くださいね。

Q4.治療後気を付けたほうがいいことはありますか? 

A4.特にござませんが、体調の安定を大事に考えますと、血圧の大きな変動がないほうがよろしいかと思います。

例えば激しい運動や飲酒、長湯などを避けられたほうが、好転反応(マッサージで例えると【もみ返し】)という治療後の不快な症状)が起きにくく、鍼灸治療の効果は安定しやすいですよ。

Q5.日常生活での注意点はありますか?

A5.食欲、睡眠、便通が≪健康の3原則≫と考えます。どれも欠いてしまっては不調を招く原因となってしまいますので、過ぎる事なく、足りない事もないように適切に巡るように心がけてくださいね。

鍼灸治療は身体本来の働きを活性化させて、心身の良い状態を保つという東洋医学の考えから成り立っており【冷えは万病の元】という言葉のとおり、氣血の巡りの悪さから【冷え】が起きて病が生ずるという考えです。

足とお腹という身体の根っこが冷えやすい部分でもありますので、心地良く感じる熱を入れてあげてください。

便利になった現代社会では、良かれと思って続けている健康法や食事なども、知らずのうちに心身の負担になっていることが多くあります。人間は「万人同一」みんなが同じではなく、表情が同じ人が存在しないように身体もそれぞれ違って同じではありません。御自身にあった健康法を見つめなおしていきましょうね。

Q6.妊娠時期の鍼灸治療って受けても大丈夫ですか?

A6.はい、当院の施術は身体に与える刺激が負担にならないように見極めながら治療を進めてきます。妊娠時でも自律神経バランスが整うことによって、睡眠の質の向上、疲労の回復、ホルモンバランスの安定などで不快な症状がほどけていくような良い変化があらわれますよ。

WHO(世界保健機構)のガイドラインで1999年まで受胎3か月、分娩前3か月以内は温泉、マッサージ、鍼灸治療は禁忌とされていましたが、近年は【妊娠中の鍼灸に産科的な副作用は認められない。】と報告されており、むしろ医療機関として対処できない症状、(肩こり、腰痛、、頭痛、不快感、イライラ、などの不定主訴)マイナートラブルやストレスケアを図る鍼灸治療は母体の心身を落ち着かせて血流の改善からホルモンバランスの安定が得られ、産前、出産、産後の負担を軽減することができる事が医学的根拠(エビデンス)から確立されています。

逆子に対する鍼灸治療などはよく耳にしたことはありませんか?

お母さんの体調が良いと、身体が緩んでお腹の中も居心地がよくなるのでしょう。治療中にお腹がよく動くことが感じられることもあります。

当院では産前産後に対して安心安全な鍼灸治療を提供できますよう≪マタニティケア鍼灸師≫の資格を得て、最新の情報を取り入れており、お腹が大きくなっても、うつ伏せでの体勢をとることができる特注の枕もご用意してありますので心地良く背中の治療を受けることができます。

産前の体調を整えることで、産後の復調にも大きく作用します。妊娠時期だから薬が使えずに不快な症状をガマンするということはなく、どこに相談してよいか悩んでしまう症状に御自身の回復力を引き出す鍼灸治療という手段がありますよ。

Q7.小児はりって?痛いですか?

はい、【はり】と言っても擦過鍼(さっかしん)という優しく皮膚をさする治療法ですので心地良く眠る子も多いですよ。

子供は心身とも不完全で、発病しやすく変化しやすいという状態で対人関係、生活環境の変化、食生活などの様々なストレスにより心身の負担が大きく、本来あるべき回復力が発揮できずに過ごしていることが多くみられます。

精氣(元氣)に満ちていて病状の好転は大人よりも早く回復に向かいやすくあり、心地良い皮膚刺激は脳神経に入り自律神経バランスを整えてくれるので、落ち着きがない、夜なかなか眠りにつかない、原因のわからない成長痛や繰り返してしまう不快な症状に効果的ですよ。

子供も環境の変化や人間関係など、日常生活の中でさまざまな疲労が大きくあると思います。
本来の回復力が働かない時に、なんとなく落ち着かない、検査しても異常が見つからない不快な症状、勉強疲れでなんとなく身体がツラい、繰り返してしまう症状など身体からのサインとして不快な症状が現れてしまっています。

小児はりも古来から続く安全な健康法です。治療後は身体が温まって疲れをとるように身体が働きだすので眠くなったりしてきますよ。

Q8.はり・きゅう治療って何に効きますか?

こちらはWHO(世界保健機構)に認められている鍼灸適応疾患です。

WHO鍼灸適応疾患について詳しく見る

上記の疾患以外でも、こんな症状に鍼灸治療って効果があるんだ!とよく驚かれます。

東洋医学は病名に捉われることなく、身体の状態に合わせて治療を進めることができることが利点です。身体本来の回復力が発揮されていくにつれて不調が取り除けていきますよ。

病名がつかないからと言って治療ができないわけではありませんので、不調を感じたら悩まずにまずはご相談くださいね。

Q9.クレジットカードは使えますか?

ご利用頂けます。

VISA・mastercard・AMERICANEXPRESS ・JCB ・DC ・DISCOVERなど各種お取り扱い可能です。